自営業なので毎日漫画読んでのんびりしてる俺が、いままで読んで、他の人にも読んでほしいマンガをランキング形式でまとめてみる

【1位】【ドラゴンボール』絵がすげえ上手い 読みやすい!コマや構図が整理されてて、勢いや動きが地から強くって、オリジナリティはもちろん圧倒的で、とにかく最高に面白い。絵で魅せられているので、何度読んでも、ストーリーからセリフまで丸暗記してるのに面白い。ナメック星のあたりが最高潮。ここまで何度もよみたくなる漫画をほかに知らない。


【2位】『ガールフライデー』やまだないと作者のやまなないとさんは女性なのですが、男の心の中に住む理想の女性がテーマなのかな、、俺はそう感じた。私的で繊細で時間的。最高傑作とおもう。


【3位】『風の谷のナウシカ宮崎駿 世界観が圧倒的。まだ読んでない人がいるならとにかく読むべき。大人になってから読むとメッセージ性がむしろノイズになってしまうので、大人になる前になるべく早く読むべき。俺は運よく小学校前半~中学くらいの多感な頃に読めたので、戦記ものとして読んでいたような、、。


【4位】『孤独のグルメ』 みんな大好きゴローちゃん。奇跡のバランス。町の絵影の強さ東京のイメージ。作中かたられる誰にも邪魔されない満足についてのゴローちゃんの台詞が頭の中にいつまでも残る。

 

【5位】『ドラゴンヘッド』1,2巻

個人的には1,2巻が最高で、興味が薄れ後半は連載がおわってしばらくしてから読んだ。普通に面白いんだけど、1,2巻の衝撃とはあれ種別のもののように感じる。なので未完で終わってもよかったかなーとおもう。未完の端の見えない魅力が合う作品で、世紀末の時代感が切り取られているようにも感じる。素晴らしい作品。

 

【6位】『少年時代』藤子不二雄A  原作「長い道」、映画「少年時代」、この漫画の3点セットでどうぞ。戦中の地方都市小学生の世界をよりイメージしやすくするために、ドラマのんのんばあと俺をみるのもおすすめ、(あれは1930年代の鳥取県が舞台だけど、、)きれいな自然と甘くない少年のころの出来事が一気に甦る感覚に襲われる。なんか実は苦しかった少年のころを思い出させる貴重な作品。小学生のころって決して楽しく愉快だったわけじゃないよね?でもたしかに記憶は美しいよねっていう、、。他に『まんが道』も読みましょう。短編だと「鎖のついた武器」が好き。

【7位】21エモン アニメもよかったけど原作も読むべき。夢があって、世界がひろく感じられる。ゴンスケという魅力的なキャラクターをしらないのは不幸。そのほか藤子F不二雄作品はすべて傑作です。短編では劇画きゅーちゃんの話が最高に切ない


【8位】『賭博黙示録カイジ 』 福本伸行 『金と銀』おすすめ  絵は下手といわれるけど、下手いうより独特。下手な感じがしない。、、、下手なのかもしれないけど、安定してるので、ちゃんと一つの世界として見える。人がそこにいて感情があり動いて生きているように見えるのでうまいんだとおもう。それはセリフや主人公の葛藤のリアリティのせいかもしれないが、少なくとも話に引き込まれた後は絵がノイズとして邪魔することはびっくりするほど少ない。

【9位】『ふたつまくら』江戸不合理な世界。たしかなリアリティに裏打ちされるとここまで強力な作品になるのかという例 この辺は最低限の知性のある方のみ読むべき。

【10位】『山の幸』 秋山亜由子 青林堂のガロというマイナーだけど有名な漫画雑誌に連載されていました。単行本「虫けら様」に収録されています。ある親子がきのこなど山菜を取りに山に入るシンプルなおはなしなのですが、表現がとても幻想的で、にほんの里山文化を感じる傑作。人を選ぶかもしれないけど感受性のある方は必読。